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このページでわかること

地方公務員 残業代 計算ツール(無料)

都道府県・市区町村の職員向け。俸給月額・地域手当・超過勤務時間を入力して、超過勤務手当の目安額を自動計算。人事委員会・公平委員会への申立手順もわかります。

こんな方向け:市区町村・都道府県の職員で残業代が正しく支払われているか確認したい方、人事委員会・公平委員会への申立てを検討している方

基本情報の入力

不服申立先が異なります。人事委員会(都道府県・政令市)または公平委員会(市区町村)

給与明細の「給料」または「俸給」欄の金額(地域手当・調整手当等は除く)

2025年4月改正後の5段階区分を参考に。わからない場合は人事担当部署にご確認ください

時間

多くの自治体は週38.75時間→月151.25時間を採用。条例に明記された値を使用ください

課長以上の管理職は原則として超過勤務手当の対象外です

超過勤務時間の入力

時間

22時以前の平日残業時間(月合計)。60時間超は150%(条例による)

時間

22時〜翌5時の超過勤務時間(月合計)

時間

休日(土日・祝日)の超過勤務時間(月合計)

地方公務員の超過勤務手当の根拠法令

地方公務員の給与は地方公務員法第24条第6項により「条例で定める」とされています。各自治体が制定する「職員の給与に関する条例」(給与条例)が超過勤務手当の根拠となります。

地方公務員法第24条(e-GOV)

主な給与条例の構成

区分 一般的な割増率 備考
平日超過勤務(22時以前) 125% 国家公務員基準に準拠する自治体が多い
月60時間超の超過勤務 150% 条例化進行中。自治体により異なる
深夜超過勤務(22時〜翌5時) 150% 深夜加算を条例で規定
休日超過勤務 135% 条例により細部が異なる場合あり
管理職(課長以上) 対象外 管理職手当が代替として支給される

国家公務員との違い

項目 国家公務員 地方公務員
根拠 給与法・人事院規則9-129 地公法・各自治体の給与条例
不服申立先 人事院(苦情処理制度) 人事委員会(都道府県・政令市)
公平委員会(市区町村)
時効 5年(会計法30条) 5年(地自法236条)
条例で短縮の場合あり
上限規制 月45h・年360h 条例化進行中
地域手当の扱い 計算基礎に含む(給与法) 条例による(概ね同様)
地方自治法第236条(時効)

未払い超過勤務手当の請求手順

  1. 証拠の収集:入退庁記録・タイムカード・業務日誌・メールのタイムスタンプ等
  2. 給与明細との照合:「超過勤務手当」欄と計算結果を比較
  3. 所属の給与担当課・人事課への申出:まず内部で解決を試みる
  4. 人事委員会・公平委員会への措置要求:内部解決できない場合の公的申立機関
  5. 弁護士・社会保険労務士への相談:法的手続きが必要な場合

人事委員会・公平委員会への申立ポイント
措置要求は書面で行います。証拠として入退庁記録・業務メール等を添付してください。
申立先:都道府県・政令市 → 人事委員会 / 市区町村 → 公平委員会

時効に注意:原則5年(条例で短縮の場合あり)
地方自治法第236条により原則5年の時効があります。ただし自治体の条例で2年または3年とされている場合があります。未払いに気づいたら早めに行動することが重要です。

よくある質問(FAQ)

地方公務員の超過勤務手当はどの法令に基づいているか?

結論:地方公務員法第24条第6項に基づき各自治体が定める「給与条例」によって規定されます。国家公務員の人事院規則9-129に準じた内容が多いですが、自治体により細部が異なります。

地方公務員の残業代の請求先はどこか?

結論:まず所属の給与担当課・人事課への申し出が基本です。解決しない場合は、都道府県・政令市の人事委員会、または市町村の公平委員会に措置要求(申立)ができます。

地方公務員の残業代の時効は何年か?

結論:地方自治法第236条に基づき原則5年です。ただし自治体の条例・規程によって異なる場合があります。早めの申し出を推奨します。

地方公務員の管理職手当受給者は残業代が出ない?

結論:管理監督者(課長以上等)は原則として超過勤務手当の対象外となります。ただし実態が管理職に該当しない場合は支給される場合があります。

人事委員会と公平委員会の違いは?

結論:人事委員会は都道府県・政令市に設置、公平委員会は市区町村に設置されます。いずれも職員の給与・勤務条件に関する不服申立(措置要求)を受け付ける行政委員会です。

地方公務員の月60時間超の残業代割増率は?

結論:多くの自治体で150%の割増率が適用されます。国家公務員基準に準じた条例改正が進んでいますが、自治体によって異なります。ご自身の自治体の条例でご確認ください。

超過勤務の上限規制は地方公務員にも適用されるか?

結論:国家公務員に準じた条例化が各自治体で進んでいます。多くの自治体では月45時間・年360時間の上限を条例化しています。

サービス残業(命令なし残業)は手当を請求できるか?

結論:上司の黙示の承認がある場合は請求できます。入退庁記録・業務メール等で実態を証明することが重要です。まず内部申出、解決しない場合は人事委員会・公平委員会または弁護士へ相談してください。

地方公務員と国家公務員の超過勤務手当の主な違いは?

結論:根拠法令と不服申立先が異なります。地方公務員は自治体ごとに条例が異なるため、割増率・上限・計算基礎の細部が異なる場合があります。基本的な計算方式は同じです。

地域手当は超過勤務手当の計算基礎に含まれるか?

結論:自治体の給与条例によります。多くの自治体では国家公務員基準に準じて地域手当を含めますが、必ず勤務先の給与条例または人事担当部署にご確認ください。

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計算ナビ 編集部|最終更新: 2026年5月10日|情報確認日: 2026年5月10日|
参考: 地方公務員法地方自治法第236条人事院規則9-129
免責事項
本ツールの計算結果は参考値です。地方公務員の超過勤務手当は自治体ごとの条例・規程により異なります。実際の手当額・請求手続きについては勤務先の人事担当部署または社会保険労務士・弁護士にご相談ください。