FIRE必要資金シミュレーター(無料・2026年最新)
現在の資産・年間生活費・年間積立額・投資利回りを入力するだけで、FIRE必要資産額(4%ルール)・達成年数・毎月の安全取り崩し額・資産寿命を自動計算。年金受給後の取り崩し軽減にも対応した「年金込みFIRE試算」機能付き。
早期退職・経済的自立(FIRE)を目指している方向け。現在の資産と年間支出を入力するだけでFIRE達成に必要な資産額・達成年数・資産寿命がわかります。
預貯金・株式・投資信託・iDeCo・NISA等の合計。不動産・退職金は含めないのが一般的です。
月20万円なら240万円。国民健康保険・国民年金保険料(月約2〜3万円)も含めた実態に近い金額で設定してください。
毎月10万円の積立なら120万円。つみたてNISA・iDeCo・特定口座の合計を入力してください。
全世界株式インデックスの長期平均は約5〜7%(過去実績)。保守的に試算するなら3〜4%を推奨します。
▶ 年金込みFIRE試算(任意)
65歳以降に年金を受給すれば、その分だけ取り崩し額が減ります。年金額を入力すると「年金込みFIRE必要資産」を別途計算します。
原則65歳(60歳繰上げ〜75歳繰下げ可能)。
40歳FIRE(会社員10〜20年)の目安:約100〜140万円/年。ねんきん定期便の「見込み額」で確認できます(老齢年金計算ツールで試算可)。
※ 4%ルールは米国トリニティ大学の研究(1998年)に基づく過去データからの概算です。日本の税制・社会保険・インフレ・運用環境により実際の結果は大きく異なります。将来の運用成果を保証するものではありません。
FIRE達成時の資産を毎年一定額取り崩すと何年もつか計算します。
年間生活費と同額にするのが基本です。
FIRE後は保守的な運用が推奨されます。3〜5%が一般的な目安です。
4%ルール(Trinity Study)の計算式と日本での注意点
FIREの基本は「投資資産から年4%を取り崩しても資産が枯渇しない」という考え方です。この「4%ルール」は米国トリニティ大学のCooley・Hubbard・Walzが1998年に発表した研究「Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable」に由来します(1926〜1995年の米国市場データに基づく)。
// FIRE必要資産額(4%ルール) 必要資産 = 年間生活費 × 25 // 毎月取り崩せる安全額 月額安全取り崩し = 必要資産 × 0.04 ÷ 12 // 達成までの年数(複利積立) 毎年末資産 = 前年資産 × (1 + 利回り) + 年間積立額 → 資産 ≥ 必要資産 になる年数を反復計算 // 計算例: 資産500万・年間生活費240万・年間積立120万・利回り5% FIRE必要資産 = 240 × 25 = 6,000万円 現在との差額 = 6,000 - 500 = 5,500万円 月額安全取り崩し = 6,000万 × 0.04 ÷ 12 = 20万円/月 達成年数 ≒ 約21年
日本での4%ルール適用における注意点
- 4%ルールは米国の株・債券データを前提としており、日本の株式市場・インフレ率・税制では結果が異なる
- 退職所得控除・配当への源泉徴収・住民税などの税コストを考慮すると実質的な取り崩し可能額は減少する
- 日本のインフレ率が長期で2%超となった場合、名目リターンが同じでも実質取り崩し率は上昇する
- 保守的に試算するなら3〜3.5%ルール(年間生活費 × 29〜33倍)が推奨される考え方もある
年金込みFIRE試算:65歳以降に取り崩し額が減る仕組み
FIREしても公的年金は受け取れます。ただし退職後は国民年金に加入して保険料(2026年度:月17,920円)を自己負担で継続する必要があります。早期退職すると厚生年金加入期間が短くなるため、会社員として65歳まで働いた場合より年金額が少なくなります。
| FIREの年齢 | 老齢厚生年金(目安) | 老齢基礎年金(目安) | 合計年金額/年 |
|---|---|---|---|
| 30歳FIRE | 約28万円 | 約85万円 | 約113万円 |
| 40歳FIRE | 約55万円 | 約85万円 | 約140万円 |
| 50歳FIRE | 約83万円 | 約85万円 | 約168万円 |
| 65歳定年退職 | 約170〜200万円 | 約85万円 | 約255〜285万円 |
出典:マネイロメディア「FIREで年金はどれくらい減る?」・日本年金機構 令和8年4月分からの年金額(老齢基礎年金満額847,300円)をベースに試算。実際の年金額はねんきん定期便または老齢年金計算ツールでご確認ください(2026-05-27確認)。
65歳で年金140万円/年を受給するケース(40歳FIRE・年間生活費240万円)の場合:
- 年金受給前(40〜64歳):毎年240万円を資産から取り崩す
- 年金受給後(65歳以降):年間不足額 = 240万円 − 140万円 = 100万円/年に減少
- 65歳以降に必要な資産(4%ルール):100万円 × 25 = 2,500万円
- 4%ルールのみ(年金なし)の6,000万円と比べ、3,500万円の軽減効果
ただし年金受給開始までの25年間(40〜65歳)に資産が6,000万円→2,500万円に減少しないよう、途中の運用継続が重要です。
FIRE後の社会保険料:国民健康保険・国民年金の自己負担
会社員がFIREすると、それまで会社が半分負担していた社会保険から外れ、すべて自己負担になります。FIRE後の生活費には必ず社会保険料を含めて計算してください。
| 保険の種類 | FIRE翌年(高所得年) | 2年目以降(低所得年) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 国民健康保険 | 年20〜50万円 | 年3〜15万円 | 前年所得基準・自治体差大 |
| 国民年金保険料 | 年21.5万円 | 年21.5万円 | 月17,920円(2026年度)・所得に関係なし |
| 合計目安 | 年40〜70万円 | 年25〜35万円 | 生活費240万円の場合の追加負担 |
出典:厚生労働省・日本年金機構(国民年金保険料 令和8年度 月17,920円・2026-05-27確認)。国民健康保険料は国民健康保険料計算ツールで試算できます。
FIRE5種類の違いと必要資金の比較
FIREには働き方・生活水準に応じた複数の形があります。自分に合ったFIREを選ぶことで、必要資産額を大幅に変えられます。
| FIREの種類 | 生活費目安/月 | 必要資産の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ファットFIRE | 30〜50万円 | 9,000万〜1億5,000万円 | 裕福・海外移住・ラグジュアリー |
| フルFIRE | 20〜30万円 | 6,000万〜9,000万円 | 完全に労働収入ゼロ・4%ルール標準 |
| サイドFIRE | 20〜30万円 | 3,000万〜6,000万円 | 好きな副業で月5〜10万円の収入を維持 |
| バリスタFIRE | 20〜25万円 | 2,000万〜4,000万円 | パートで社保加入維持・不足分を運用 |
| リーンFIRE | 10〜15万円 | 3,000万〜4,500万円 | 節約生活・地方移住・ミニマリスト |
| Coast FIRE | 現役並み | 年齢・利回りによる | 積立停止で複利が勝手に目標到達する状態 |
必要資産は年間生活費×25倍(4%ルール)を基準に試算。サイドFIRE・バリスタFIREは副業収入を差し引いた生活費不足分×25倍で算出(出典:計算ナビ試算・2026-05-27)。
年代別FIRE必要資産早見表(年間生活費別)
FIREを目指す年代ごとに、想定される運用期間や年金額が異なります。以下は年間生活費ごとの必要資産目安(4%ルール)です。
| 年間生活費 | 月額換算 | 30代FIRE (×25〜28倍) | 40代FIRE (×25倍) | 50代FIRE (×25〜30倍) |
|---|---|---|---|---|
| 180万円/年 | 月15万円 | 4,500〜5,000万円 | 4,500万円 | 4,500〜5,400万円 |
| 240万円/年 | 月20万円 | 6,000〜6,720万円 | 6,000万円 | 6,000〜7,200万円 |
| 300万円/年 | 月25万円 | 7,500〜8,400万円 | 7,500万円 | 7,500〜9,000万円 |
| 360万円/年 | 月30万円 | 9,000〜1億円 | 9,000万円 | 9,000万〜1億800万円 |
30代・50代は運用期間・インフレリスクを考慮して3.5%ルール(×28.6倍)〜4%ルール(×25倍)の範囲を示しています(出典:計算ナビ試算・2026-05-27)。
Coast FIREの計算式:積立をやめていい「到達点」の目安
Coast FIREとは「今後一切積立しなくても、複利の力だけで老後に必要な資産が自然に達成できる状態」です。達成すれば積立をやめて生活費だけを労働で稼げばよい、という考え方です。
// Coast FIRE達成額(必要資産が「今の資産÷複利成長」で達成できる額) Coast FIRE必要額 = FIRE必要資産 ÷ (1 + 利回り)^残年数 // 計算例: FIRE目標6,000万円・利回り7%・65歳でFIREしたい・現在35歳(残30年) Coast FIRE必要額 = 6,000万円 ÷ (1.07)^30 ≒ 789万円 → 今35歳で789万円あれば積立ゼロでも65歳に6,000万円に到達する
| 現在年齢 | FIREまでの残年数 | Coast FIRE達成額 |
|---|---|---|
| 25歳 | 40年 | 約612万円 |
| 30歳 | 35年 | 約789万円 |
| 35歳 | 30年 | 約1,019万円 |
| 40歳 | 25年 | 約1,317万円 |
| 45歳 | 20年 | 約1,701万円 |
出典:計算ナビ試算(FIRE目標6,000万円・利回り7%・65歳FIRE想定)2026-05-27。
使い方(4ステップ)
- 現在の資産と年間生活費を入力:社会保険料(国民健康保険・国民年金)も含めた実態に近い金額で設定してください。
- 年間積立額と投資利回りを設定:つみたてNISA・iDeCo・特定口座の合計を入力。保守的に試算するなら3〜4%が目安です。
- 「年金込みFIRE試算」を展開して年金額を入力(任意):65歳以降の年金受給額を入力すると、年金込み必要資産も計算されます。ねんきん定期便または老齢年金計算ツールで年金額を確認できます。
- 資産寿命シミュレーションで取り崩し可否を確認:FIRE達成後の資産が何年もつか、取り崩し率が4%以内かを確認してください。
よくある質問(FAQ)
FIREに必要な資産はいくらですか?
結論:4%ルールに基づくと「年間生活費 × 25倍」が基本です。月20万円(年240万円)の生活費なら6,000万円が目安です。65歳以降に年金を受給する場合は、年金込みFIRE試算で必要資産を大幅に下げられます(例:年金140万円なら必要資産が6,000万円から2,500万円に軽減)。
4%ルール(Trinity Study)とは何ですか?
結論:米国トリニティ大学のCooley・Hubbard・Walzが1998年に発表した研究に基づく概念で、「年間取り崩し額が資産の4%以内なら30年間で資産が枯渇するリスクが低い」という内容です(1926〜1995年の米国株・債券データに基づく)。日本の税制・インフレ・運用環境では実際の結果は異なります。
FIRE後の国民健康保険料はいくらかかりますか?
結論:退職翌年は前年の給与所得ベースで計算されるため年間20〜50万円になるケースが多く、2年目以降は運用益・配当のみの低所得なら年3〜15万円程度に下がります(自治体・所得により異なる)。国民健康保険料計算ツールで試算できます。
FIREした後も国民年金は払う必要がありますか?
結論:60歳になるまで国民年金保険料(2026年度:月17,920円)の支払い義務があります。払わずに免除申請することも可能ですが、その場合は将来の年金額が減少します。所得が低いFIREerは国民年金保険料の「一部免除」「全額免除」「猶予」制度を利用できる場合があります(出典:日本年金機構 2026-05-27確認)。
サイドFIREとは何ですか?必要資産はいくら減りますか?
結論:好きな仕事・副業で月5〜10万円稼ぎながら、残りを資産から取り崩すFIREの形態です。月5万円(年60万円)の副業収入があれば、年間生活費240万円から60万円を差し引いた180万円×25倍=4,500万円に必要資産が減ります(フルFIREの6,000万円比で1,500万円軽減)。
Coast FIREとは何ですか?積立をやめていい基準は?
結論:「今の資産を複利で運用し続ければ、老後に必要な資産が自然に積み上がる状態」のことです。65歳でFIREしたい35歳の場合(利回り7%)、現時点で約789万円あればCoast FIRE達成です。達成後は新たな積立をやめて、生活費は労働で賄うだけでよくなります。
FIREは40代・50代からでも達成できますか?
結論:達成できます。ただし40代以降は運用期間が短くなるため、同じ生活費でもより多くの資産が必要になります。50代FIREでは保守的な取り崩し率(3〜3.5%)を適用し、×28〜33倍での試算を推奨します。年金受給まで15年以内の場合、年金込み試算で必要資産を大幅に下げられます。
FIREの最大のリスクは何ですか?
結論:「シーケンスリスク(退職直後の暴落)」が最大のリスクです。FIRE直後に大暴落が起きると、資産が一気に目標額を下回り回復が難しくなります。対策として①退職直後の取り崩し率を3%以内に抑える②現金クッション(2〜3年分の生活費)を別途保有する③柔軟に取り崩し額を調整できるようにしておく、の3点が有効です。
関連ツール・内部リンク
本ツールの計算結果は4%ルール(Trinity Study 1998年・米国データ)に基づく過去実績からの概算値です。将来の運用実績・税制改正・社会保険制度の変更・インフレ率により実際の結果は大きく異なる場合があります。投資は元本割れリスクがあります。具体的な資産運用の計画はファイナンシャルプランナーにご相談ください。