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不動産投資利回り計算ツール(無料)

物件価格と家賃収入を入力するだけで、表面利回り・実質利回り・月間キャッシュフローを自動計算。希望の利回りから「いくらまでの物件を買えるか」を逆算するモードもあります。

物件・収入情報

月額家賃×12ヶ月。空室率を考慮する場合は実稼働月数で計算してください。

ローン条件

フルローンなら物件価格と同額を入力。自己資金分は差し引いてください。

月間キャッシュフロー
+¥47,164
家賃収入 − ローン返済 − 諸コスト(例:物件3,000万円・年間家賃180万円の場合)
表面利回り
6.00%
実質利回り
5.07%
月額ローン返済額
¥79,503
月間コスト合計
¥23,333
月間家賃収入
¥150,000

月間家賃¥150,000 − ローン¥79,503 − コスト¥23,333 = 月間CF +¥47,164

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表面利回り・実質利回りの計算式

不動産投資の利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2種類があります。投資判断には実質利回りとキャッシュフローの両方を確認することが重要です。

表面利回り(%)を求める

計算式:表面利回り(%) = 年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100

表面利回り(%) = 年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100

実質利回り(%)を求める

計算式:実質利回り(%) = (年間家賃収入 − 年間コスト) ÷ 物件価格 × 100

実質利回り(%) = (年間家賃収入 − 年間コスト) ÷ 物件価格 × 100

年間コストを求める

計算式:年間コスト = 管理費×12 + 修繕積立金×12 + 固定資産税

年間コスト = 管理費×12 + 修繕積立金×12 + 固定資産税

返済額を求める

計算式:返済額 = 借入額 × r × (1+r)^n ÷ ((1+r)^n − 1)

返済額 = 借入額 × r × (1+r)^n ÷ ((1+r)^n − 1)

月間CFを求める

計算式:月間CF = 月間家賃収入 − 月額返済額 − 月間コスト

月間CF = 月間家賃収入 − 月額返済額 − 月間コスト

利回りの計算例(物件価格から表面・実質を順に)

物件価格3,000万円・年間家賃収入180万円(月15万円)の物件を、上のツールの初期値で計算した例です(数字は計算例のための仮定で、実在の物件ではありません)。

  1. 表面利回り = 180万円 ÷ 3,000万円 × 100 = 6.00%
  2. 年間コスト = 管理費1万円×12 + 修繕積立金0.5万円×12 + 固定資産税10万円 = 28万円
  3. 実質利回り = (180万円 − 28万円) ÷ 3,000万円 × 100 = 5.07%
  4. 月額ローン返済額(借入2,400万円・年2.0%・35年の元利均等) = 79,503円
  5. 月間キャッシュフロー = 150,000円 − 79,503円 − 23,333円 = 47,164円

利回りの種類と使い分け(表面・実質・想定・NOI)

種類 計算 使いどころ
表面利回り 年間家賃収入 ÷ 物件価格 物件広告に載っている数字。複数物件を最初にふるいにかけるときに使います。経費は入っていません。
想定利回り 満室になった場合の年間家賃 ÷ 物件価格 空室がある物件の広告で使われます。現在の家賃収入より高く出るので、現況の家賃(年間家賃収入)で出し直してください。
実質利回り (年間家賃収入 − 年間コスト) ÷ 物件価格 手残りに近い数字。買うかどうかを決めるときに使います。購入時の諸費用(仲介手数料・登記費用・不動産取得税など)を物件価格に足して計算する定義もあります。このツールは物件価格だけで計算します。
NOI利回り (年間収入 − 運営費用) ÷ 物件価格 運営費用(管理費・固定資産税など)を引いた純収益の利回り。ローン返済と減価償却は含めません。機関投資家向けの物件で使われる指標で、このページの実質利回りと近い考え方です。

利回りの定義は法令で決まっているわけではなく、会社や資料によって計算の範囲が少しずつ違います。比べるときは、同じ式で出した数字どうしで比べてください。

利回りから購入価格を逆算する(希望利回りで買える価格の上限)

「利回り○%以上で買いたい」と決めているときは、計算式を逆にして、買ってよい価格の上限を出せます。上のモード切替で「購入価格を逆算」を選ぶと計算できます。

計算例: 年間家賃180万円の物件で、表面利回り8%を求めるなら 180万円 ÷ 8% = 2,250万円 が上限です。年間コスト28万円を引いた実質利回り5%を求めるなら (180万円 − 28万円) ÷ 5% = 3,040万円 です。売り出し価格がこの上限より高ければ、価格交渉か見送りの目安になります。

実質利回りの諸経費の内訳(計算例つき)

実質利回りは、年間コストをどこまで入れるかで大きく変わります。コストの割合に決まった基準はなく、物件ごとに実額で見積もるのが確実です。主な項目は次のとおりです。

計算例(架空の仮定): 年間家賃180万円・物件価格3,000万円の物件に、次の経費を仮定した場合です。割合や金額は計算例のための仮定で、相場や目安として示すものではありません。

項目 仮定 年額
管理委託料 家賃収入の5%と仮定 90,000円
管理費 月1万円×12か月 120,000円
修繕積立金 月0.5万円×12か月 60,000円
固定資産税・都市計画税 年10万円と仮定 100,000円
火災保険料 年2万円と仮定 20,000円
空室損 家賃収入の5%(年間0.6か月分)と仮定 90,000円
年間コスト合計 480,000円

実質利回り = (180万円 − 48万円) ÷ 3,000万円 × 100 = 4.40%(表面利回りは6.00%)。同じ物件でも、上のツールの初期値(管理費・修繕積立金・固定資産税だけ)では5.07%になります。管理委託料・保険・空室損を入れると、実質利回りは下がります。

利回りの相場について

利回りに公的な統計上の「相場」はなく、立地・築年数・構造・物件の種類で大きく変わります。参考になる調査として、日本不動産研究所の「不動産投資家調査」があります。主要都市の賃貸住宅について、投資家が期待する利回り(期待利回り)を年2回公表しています。同調査(2026年4月現在・第54回)では、東京城南(目黒・世田谷)の標準的なワンルーム一棟(築5年未満・駅徒歩10分以内)の期待利回りは3.6%でした。物件の純収益ベースの利回りで、広告の表面利回りとは定義が違います。

出典: 日本不動産研究所「不動産投資家調査」(英語版・2026年4月現在)

よくある質問

表面利回りと実質利回りの違いは?

結論:表面利回りは経費を引く前の数字、実質利回りは経費を引いた後の数字で、手残りに近いのは実質利回りです。表面利回りは「年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100」、実質利回りは「(年間家賃収入 − 年間コスト) ÷ 物件価格 × 100」で計算します。例えば物件価格3,000万円・年間家賃180万円・年間コスト28万円の場合、表面利回りは6.00%、実質利回りは5.07%です。

利回りから購入価格の上限を逆算するには?

結論:表面利回りなら「年間家賃 ÷ 目標利回り」、実質利回りなら「(年間家賃 − 年間コスト) ÷ 目標利回り」で、買ってよい価格の上限が出ます。例えば年間家賃180万円で表面利回り8%を求めるなら上限は2,250万円、年間コスト28万円を引いた実質利回り5%を求めるなら上限は3,040万円です。このページの「購入価格を逆算」で入力できます。

利回りの相場はどのくらい?

結論:利回りに公的な統計上の「相場」はなく、立地・築年数・構造・物件の種類で大きく変わります。参考になる公的に近い調査は、日本不動産研究所の「不動産投資家調査」です。主要都市の賃貸住宅について、投資家が期待する利回り(期待利回り)を年2回公表しています。同調査(2025年4月現在)では、東京城南(目黒・世田谷)の築浅ワンルーム一棟の期待利回りは3.7%でした。これは物件の純収益ベースの利回りで、物件広告にある表面利回りとは定義が違うため、そのまま比べないでください。

諸経費はどのくらい見ればいい?

結論:割合ではなく、項目ごとに実額を見積もるのが確実です。主な項目は、管理委託料・管理費・修繕積立金・固定資産税・都市計画税・火災保険料・空室損です。固定資産税は物件ごとの納税通知書や売主の資料で、管理費・修繕積立金は重要事項説明書で確認できます。参考までに、架空の仮定で年間家賃180万円に対して合計48万円の経費を見込んだ場合、実質利回りは4.40%になります(表面利回りは6.00%)。この経費の割合は計算例のための仮定で、目安ではありません。

表面と実質どちらで投資判断すべき?

結論:物件を最初にふるいにかけるときは表面利回り、買うかどうかを決めるときは実質利回りと月間キャッシュフローの両方を見ます。表面利回りは物件広告に必ず載っているので比較しやすい一方、経費が入っていません。実質利回りに加えて、ローン返済後の月間キャッシュフローがプラスかどうかを確認してください。

キャッシュフローがマイナスになる原因は?

結論:ローン返済が大きい・経費が多い・空室や家賃下落で収入が減る、の3つが主因です。このツールで借入額・金利・返済期間・経費を変えて、月間キャッシュフローがプラスになる条件を確認できます。

元利均等返済の月額返済額の計算式は?

結論:「借入額 × 月利 × (1+月利)^返済回数 ÷ ((1+月利)^返済回数 − 1)」で計算します。例えば借入3,000万円・金利2%・35年の場合、月額返済額は99,379円です。

不動産投資で減価償却はどう計算する?

結論:建物の取得価額 ÷ 法定耐用年数で年間の償却費を出します(木造22年・鉄筋コンクリート造47年など。中古は耐用年数の計算が別になります)。減価償却費は実際の支出がない経費で、不動産所得を小さくする効果があります。詳しくは減価償却の計算ツールで試算できます。

減価償却の試算は減価償却計算ツールをご利用ください。

関連ツール

計算ナビ 編集部|最終更新: 2026年10月6日
免責事項
本ツールは概算値です。実際の利回り・キャッシュフローは空室率・修繕費・金利変動・税制等により異なります。計算例の経費・金額は仮定で、目安や相場を示すものではありません。投資判断は自己責任で行い、必要に応じてファイナンシャルプランナーや税理士にご相談ください。