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損益分岐点の計算式(簡単解説)

固定費÷限界利益率の意味から実際の計算まで、例題付きで解説。計算過程を確認しながら自社の損益分岐点を求められます。

損益分岐点の計算式(まとめ)
損益分岐点売上高  = 固定費 ÷ (1 - 変動費率)
損益分岐点販売数量 = 固定費 ÷ (販売単価 - 変動費単価)
限界利益率       = 1 - 変動費率 = 粗利率(変動費ベース)
入力
損益分岐点売上高
計算中...
損益分岐点販売数量
限界利益率
変動費単価(1個あたり)
計算中...

損益分岐点の計算式を徹底解説

基本の計算式

損益分岐点売上高  = 固定費 ÷ (1 - 変動費率)
損益分岐点販売数量 = 固定費 ÷ (販売単価 - 変動費単価)
限界利益率       = 1 - 変動費率 = 粗利率
変動費単価       = 販売単価 × 変動費率

なぜ「固定費÷限界利益率」なのか?

売上が1円増えるごとに「限界利益率」分だけ利益への寄与があります。固定費を全て回収するには「固定費÷限界利益率」の売上が必要です。

例題で理解する

例題: カフェの損益分岐点

  • 固定費: 家賃15万+人件費30万+その他5万 = 50万円
  • 変動費率: 材料費(コーヒー豆・食材)が売上の30% = 30%
  • 限界利益率: 1−0.3 = 70%
  • 損益分岐点売上高: 50÷0.7 = 約71.4万円/月
  • 1杯800円とすると損益分岐点販売数量: 714,000÷800 = 約893杯/月(約30杯/日)

使い方(3ステップ)

  1. 固定費・変動費率・販売単価を入力する(上のフォーム)
  2. 損益分岐点売上高・販売数量・計算過程を確認する
  3. 月次の売上目標・価格設定の根拠として活用する

変動費率がわからないときの概算方法

決算書や試算表がある場合は「売上原価÷売上高」が変動費率の概算になります。業種別の目安は以下の通りです。

業種 変動費率の目安 限界利益率の目安
小売業 60〜80% 20〜40%
飲食業 25〜40% 60〜75%
製造業 40〜65% 35〜60%
サービス業 10〜30% 70〜90%

よくある質問

損益分岐点の計算式を簡単に説明すると?

「固定費 ÷ (1 − 変動費率)」です。固定費100万円、変動費率40%なら「100÷0.6≒167万円」が損益分岐点売上高です。この売上を超えれば黒字、下回れば赤字です。

変動費率がわからない場合はどうすればいい?

「売上原価÷売上高」で概算できます。小売業なら仕入原価、製造業なら材料費・外注費を変動費として分類します。詳細は試算表から費用を固定費と変動費に分けて計算します。

損益分岐点の計算で「限界利益」とは何?

限界利益は「売上高 − 変動費」です。製品1単位売るごとに固定費の回収に充てられる金額で、限界利益が固定費を超えた分が営業利益になります。限界利益率が高いほど損益分岐点が低くなります。

損益分岐点の計算式と収益分岐点の違いは?

損益分岐点は利益ゼロの売上水準、収益分岐点は目標利益を達成する売上水準を指します。目標利益達成売上は「(固定費+目標利益)÷限界利益率」で計算します。

サービス業の損益分岐点計算で変動費には何が入る?

業務委託費・外注費・案件別交通費・歩合給など、案件発生時のみ発生する費用が変動費です。固定給・家賃・リース料は固定費に分類します。

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参考公的ソース

計算ナビ 編集部|最終更新: 2026年5月| 公式ソース: 中小企業庁
免責事項
本ツールは概算計算です。実際の損益分岐点は費用分類・会計処理により異なります。重要な経営判断は公認会計士・税理士にご相談ください。