75歳以上の介護保険料 計算(後期高齢者)
75歳以上は後期高齢者医療制度に移行しますが、介護保険料は引き続き第1号被保険者として納めます。介護保険料・後期高齢者医療保険料の合算額と年金天引き判定を計算します。
このページでわかること
- 75歳以上も第1号被保険者として介護保険料を継続納付する
- 全国平均は月額6,225円(第9期 2024-2026年度)
- 所得段階別に0.30〜2.40倍(第1〜13段階)で変わる
- 後期高齢者医療保険料と合算で月約13,000円が目安
- 年金月額1万5千円以上で年金天引き(特別徴収)が適用される
こんな方向け:75歳を迎えた方・間もなく迎える方、年金からの天引き額を確認したい方、親の保険料を確認したい方
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全国平均約6,500円/月。お住まいの後期高齢者医療広域連合にご確認ください
年金天引き(特別徴収)か口座振替(普通徴収)かを判定します
計算結果
75歳になったときの保険料変化まとめ
| 保険の種類 | 65〜74歳 | 75歳以上 |
|---|---|---|
| 医療保険 | 国保・健保(退職後)等 | 後期高齢者医療制度に移行 |
| 医療費窓口負担 | 3割(現役並み所得)または2割・1割 | 1〜3割(所得区分により) |
| 介護保険 | 第1号被保険者(自治体徴収) | 第1号被保険者(変わらず) |
| 介護保険料 | 基準額×段階係数(第1〜13段階) | 同上(変わらず) |
75歳以上の介護保険料とは
75歳以上の方は「第1号被保険者」として、引き続き市区町村に介護保険料を納めます。第9期(2024-2026年度)の全国平均は月額6,225円です。所得段階(第1〜13段階)に応じて基準額の0.30〜2.40倍の範囲で決まります。
厚労省 介護保険制度所得段階別 月額保険料の目安(全国平均基準額6,225円)
| 段階 | 対象者の目安 | 倍率 | 月額目安 |
|---|---|---|---|
| 第1段階 | 生活保護受給者・世帯全員非課税+年金等80万円以下 | ×0.30 | 約1,868円 |
| 第2段階 | 世帯全員非課税+年金等80万超120万円以下 | ×0.50 | 約3,113円 |
| 第3段階 | 世帯全員非課税+年金等120万円超 | ×0.75 | 約4,669円 |
| 第4段階 | 本人非課税・世帯課税者あり+合計所得80万円以下 | ×0.90 | 約5,603円 |
| 第5段階 | 基準額(本人課税・合計所得120万円未満等) | ×1.00 | 6,225円 |
| 第9〜13段階 | 本人課税・合計所得320万円以上(高所得者) | ×1.70〜2.40 | 約10,583〜14,940円 |
後期高齢者医療制度とは
75歳(障害認定を受けた場合は65歳)以上の方が加入する医療保険制度です。都道府県単位の「後期高齢者医療広域連合」が運営します。
- 保険料: 所得割額(前年の基礎控除後所得×料率)+均等割額(一人当たり定額)
- 料率・均等割: 都道府県・広域連合によって異なります
- 窓口負担: 現役並み所得は3割、一定以上所得は2割、それ以外は1割
- 被扶養者の扱い: 会社員の家族として健保の被扶養者だった方も、75歳になると個人として後期高齢者医療に加入します
年金天引きのスケジュール
75歳以上で年金月額1万5千円以上の場合、介護保険料と後期高齢者医療保険料はともに年金から特別徴収されます。
- 年金支給は偶数月(2・4・6・8・10・12月)に前2か月分が支払われます
- 各回の天引き額 = (介護保険料年額 + 後期高齢者医療保険料年額)÷ 6
- 年度前半(4〜8月)は「仮徴収」として前年度の1/6ずつ天引きされます
- 年度後半(10〜2月)は「本徴収」として確定した保険料から調整されます
よくある質問
75歳以上の介護保険料はいくらですか?
結論:全国平均は月額6,225円(第9期2024-2026年度)です。所得段階(第1〜13段階)に応じて0.30〜2.40倍の範囲で異なります。第5段階が基準額となり、低所得の第1段階では月額約1,868円、高所得の第13段階では月額約14,940円が目安です。
後期高齢者医療と介護保険の合計はいくらですか?
結論:介護保険料(全国平均6,225円)+後期高齢者医療保険料(全国平均約7,000円)=月額約13,000円が目安です。所得・自治体によって大きく異なります。 国民健康保険中央会
75歳になると健康保険はどうなりますか?
結論:75歳になると自動的に「後期高齢者医療制度」に加入します。それまで加入していた協会けんぽ・組合健保・国保・被扶養者の資格は失効し、個人として後期高齢者医療保険料を納めます。介護保険は引き続き第1号被保険者として保険料を納めます。
年金から介護保険料は天引きされますか?
結論:年金月額1万5千円(年18万円)以上であれば特別徴収(年金天引き)、未満の場合は普通徴収(口座振替または納付書)です。年金支給は偶数月に2か月分まとめて支給されるため、天引きも偶数月に行われます。
所得段階の判定基準は何ですか?
結論:住民税の課税状況・本人の年金収入・世帯の課税状況の3要素で判定されます。第1〜3段階は世帯全員が住民税非課税、第4段階は本人非課税・世帯に課税者あり、第5〜13段階は本人が住民税課税で合計所得金額によって区分されます。
75歳以上で年金が少ない場合、保険料はどうなりますか?
結論:年金月額が1万5千円未満の場合、介護保険料は普通徴収(口座振替または納付書)となります。後期高齢者医療保険料も同様に年金月額が1万5千円未満の場合は普通徴収となります。
75歳以上でも介護保険料の軽減措置はありますか?
結論:あります。所得段階(第1〜13段階)に応じた軽減措置があります。第1〜3段階の低所得者は公費投入により保険料率が引き下げられています。
75歳になると介護保険サービスの利用条件は変わりますか?
結論:変わりません。介護保険サービスの利用条件(要介護・要支援認定)は65歳以上であれば年齢によって変わりません。後期高齢者医療制度の加入は医療費の窓口負担割合に影響します(所得によって1〜3割)。
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本ツールは目安計算です。実際の介護保険料・後期高齢者医療保険料はお住まいの自治体・所得状況により異なります。正確な金額はお住まいの市区町村窓口または後期高齢者医療広域連合にお問い合わせください。