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労働保険料 計算 エクセルテンプレート(無料)

数式入りのExcelファイル(.xlsx)を無料・登録不要でダウンロードできます。使い方のシートと、雇用保険料・労災保険料の計算、年度更新(差額・一般拠出金の計算)の2つの計算シートで構成されています。

給与から実際に引かれる雇用保険料(総支給額×率・端数処理つき)は雇用保険料の計算で確認できます。

労働保険料計算シミュレーター.xlsx 無料・登録不要

Excelファイルをダウンロード(.xlsx)

業種を選ぶと雇用保険料・労災保険料・合計・1人あたり月額目安が自動計算されます。年度更新の差額・一般拠出金の計算シートも収録。

ダウンロードできるExcelファイルの中身

上のボタンからダウンロードできる「労働保険料計算シミュレーター.xlsx」は、以下の3シートで構成されています。すべて数式入りで、黄色いセル(入力欄)に数値を入れると自動で再計算されます。

シート名 内容
使い方 入力セル・出力セルの見方、計算根拠(厚生労働省の出典URL)、年度更新の端数処理の決まり、是正の経緯
労働保険料シミュレーター 業種(プルダウン)と年間賃金総額・従業員数(雇用保険の被保険者の賃金が違う場合はその額も)を入力すると、雇用保険料・労災保険料・合計・1人あたり月額目安を自動計算(年間の目安・四捨五入)
年度更新差額シミュレーター 前年度の確定保険料(前年度の料率)・申告済概算保険料との差額・当年度概算保険料・一般拠出金・7月10日までの納付合計・延納の目安を自動計算(賃金総額の1,000円未満と保険料の1円未満は切り捨て。見込額が前年度の2分の1以上2倍以下なら、概算は前年度の賃金総額で計算し、使った額を表示)

コピペで使えるエクセル計算式

以下の計算式をエクセルに貼り付けて使用できます。セル番地は自社シートのレイアウトに合わせて変更してください。ダウンロード版の.xlsxには同様の数式がすでに入っています。

シートの基本レイアウト(例・事業主が負担する年間費用の目安)

A列(ラベル)         B列(値)
A1: 年間賃金総額       B1: 30000000    ← 円で入力
A2: 雇用保険料率(事業主)  B2: 0.0085  ← 一般の事業(令和8年度)
A3: 雇用保険料率(労働者)  B3: 0.0050
A4: 労災保険料率       B4: 0.003       ← 業種別に変更
A5: 雇用保険料(事業主)  B5: =ROUND(B1*B2,0)
A6: 雇用保険料(労働者)  B6: =ROUND(B1*B3,0)
A7: 労災保険料         B7: =ROUND(B1*B4,0)
A8: 合計(事業主負担)  B8: =B5+B7
A9: 1人あたり月額目安  B9: =ROUND(B8/従業員数セル/12,0)

雇用保険料の計算式(令和8年度・年間の目安)

※ 園芸サービス、牛馬の育成、酪農、養鶏、養豚、内水面養殖および特定の船員を雇用する事業については一般の事業の率が適用されます。(出典: 厚生労働省「令和8(2026)年度 雇用保険料率のご案内」(LL080312保01))

' ---- 一般事業 ----
' 事業主負担
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.0085, 0)

' 労働者負担(給与から天引き)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.005, 0)

' ---- 農林水産業・清酒製造業 ----
' 事業主負担
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.0095, 0)

' 労働者負担
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.006, 0)

' ---- 建設業 ----
' 事業主負担
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.0105, 0)

' 労働者負担
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.006, 0)

' ---- 汎用(料率をセル参照にする場合)----
=ROUND(B1 * B2, 0)   ' B1=賃金総額, B2=料率セル

※ 上の労働者負担の式は年間の目安です。毎月の控除額は、給与を支払うたびにその回の賃金の総額(通勤手当・残業手当を含む)に率を掛けて出し、給与から控除するときの1円未満は50銭以下切捨て・50銭超切上げです(事業主と従業員の間に特約があればそれに従います)。年額に ROUND を掛けた額と、毎月の控除額の12回分は1円〜数円ずれることがあります。

労災保険料の計算式(主要業種・代表値)

' 事務所・情報サービス・その他の各種事業(0.30%/94 その他の各種事業)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.003, 0)

' 金融業・保険業・不動産業(0.25%/99 金融業、保険業又は不動産業)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.0025, 0)

' 卸売業(0.30%/98 卸売業・小売業、飲食店又は宿泊業)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.003, 0)

' その他の製造業(0.60%/61 その他の製造業)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.006, 0)

' 食料品製造業(0.55%/41 食料品製造業)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.0055, 0)

' 建設業・建築事業(0.95%/35 建築事業(既設建築物設備工事業を除く。))
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.0095, 0)

' 運輸業・旅客運送(バス・タクシー等)(0.40%/71 交通運輸事業)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.004, 0)

' 運輸業・貨物運送(トラック等)(0.85%/72 貨物取扱事業(港湾貨物取扱事業及び港湾荷役業を除く。))
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.0085, 0)

' 医療・社会福祉・介護・教育(0.30%/94 その他の各種事業)
=ROUND(年間賃金総額セル * 0.003, 0)

' 汎用(料率をC列に入力して業種切り替え)
=ROUND(B1 * C4, 0)

※ 建設業は工事内容により6/1,000〜34/1,000(0.6%〜3.4%)、運輸業は港湾荷役等で最大12/1,000(1.2%)まで幅があります。正確な料率は厚生労働省「労災保険料率表」でご確認ください。

年度更新(概算・確定の差額)の計算式

年度更新では、前年度の確定保険料は前年度(令和7年度)の料率、当年度の概算保険料は当年度(令和8年度)の料率で計算します。端数は、賃金総額の1,000円未満を切り捨て、労災保険と雇用保険の算定基礎額が同額なら合計の料率を乗じてから1円未満を切り捨てます(厚生労働省「年度更新よくある質問」Q1)。同額かどうかは1,000円未満を切り捨てた後の額で比べます。当年度の概算保険料は、見込額が前年度の賃金総額の2分の1以上2倍以下なら前年度の賃金総額をそのまま使い、それ以外のときだけ見込額で計算します(厚生労働省「労働保険の年度更新とは」・労災と雇用それぞれ)。料率は誤差を避けるため、1/1,000(‰)の数値で入力します。

' シートの構成例(年度更新シート・労災と雇用の算定基礎額が同額の場合)
A1: 前年度 申告済概算保険料        B1: 300000   ← 円で入力
A2: 前年度 賃金総額                B2: 30000000 ← 円で入力
A3: 前年度 労災保険率(‰)          B3: 3  ← 事務所は 3/1,000
A4: 前年度 雇用保険 総率(‰)       B4: 14.5  ← 一般の事業・令和7年度(労働者+事業主)
A5: 前年度 確定保険料              B5: =ROUNDDOWN(ROUNDDOWN(B2/1000,0)*1000*(B3+B4)/1000,0)
A6: 確定と概算の差額               B6: =B5-B1
  ' 正 → 追加納付が必要
  ' 負 → 超過分を当年度概算・一般拠出金に充当

A8: 当年度 見込み賃金総額          B8: 30000000
A9: 当年度 労災保険率(‰)          B9: 3
A10: 当年度 雇用保険 総率(‰)      B10: 13.5  ← 一般の事業・令和8年度
A11: 概算に使う賃金総額
     B11: =IF(AND(ROUNDDOWN(B8/1000,0)*1000*2>=ROUNDDOWN(B2/1000,0)*1000,ROUNDDOWN(B8/1000,0)*1000<=ROUNDDOWN(B2/1000,0)*1000*2),ROUNDDOWN(B2/1000,0)*1000,ROUNDDOWN(B8/1000,0)*1000)
  ' 見込額が前年度の賃金総額の2分の1以上2倍以下なら、前年度の賃金総額をそのまま使う
A12: 当年度 概算保険料             B12: =ROUNDDOWN(B11*(B9+B10)/1000,0)

A13: 一般拠出金                    B13: =ROUNDDOWN(ROUNDDOWN(B2/1000,0)*2/100,0)
  ' 前年度の労災保険の算定基礎額 × 0.02/1,000

A15: 7月10日までの納付合計(一般拠出金を含む)
     B15: =MAX(B6,0)+MAX(B12-MAX(-B6,0),0)+MAX(B13-MAX(MAX(-B6,0)-B12,0),0)
  ' 差額がプラスなら追加納付。マイナスなら超過分を当年度概算、次に一般拠出金に充当
  ' (申告書の「充当意思」欄が「3」の場合。それでも余る分は還付請求の対象)

A17: 延納(分割)可否(両保険成立の場合)
     B17: =IF(B12>=400000,"可能(3回分割)","不可(40万円未満)")

この例(賃金総額30,000,000円・一般の事業・事務所)の結果: 前年度の確定保険料 525,000円(料率 労災 0.30% + 雇用 1.45%)、当年度の概算保険料 495,000円(雇用 1.35%)、差額 225,000円、一般拠出金 600円、7月10日までの納付合計 720,600円。見込み賃金総額が4,000万円でも前年度の2倍以下なので、概算保険料は前年度の30,000,000円で計算して495,000円です。 雇用保険の被保険者でない人(学生アルバイト等)の賃金がある場合は、労災と雇用を別々に算定して合計します(厚生労働省「労働保険の年度更新とは」3(1))。そのときは「労災分: 賃金総額×労災保険率」と「雇用分: 被保険者の賃金総額×雇用保険の総率」を、それぞれ1,000円未満切り捨て・1円未満切り捨てして足してください(労災の賃金総額と被保険者の賃金総額が、1,000円未満を切り捨てると同じ額になるときは合計の料率で1回だけ切り捨てます)。 延納の基準は、両保険が成立している事業で概算保険料40万円以上(片方のみなら20万円以上)です。事務組合に委託している場合などは別の条件があります(「年度更新よくある質問」Q2)。

シート作成のポイント

よくある計算ミスと対処法

よくあるミス 対処法
賃金総額に退職金を含めた 退職金(一時金)は賃金総額から除外する
年度更新の保険料を四捨五入した・保険ごとに端数を処理して足した 賃金総額の1,000円未満を切り捨て、労災と雇用が同額なら合計の料率を乗じてから1円未満を切り捨てる(ROUNDDOWN)
前年の保険料率をそのまま使った 厚生労働省の告示で最新料率を毎年確認する
週20時間未満のパートを含めた 雇用保険の被保険者でない人の賃金は、雇用保険の算定基礎額から除き、労災保険の分と区別して算定する
万円単位で入力して料率を掛けた 料率を掛ける前に円に変換する(×10,000)
計算結果の検算(シンプル版)

エクセルで計算した結果と照合するのにお使いください。

一般事業: 0.85% / 農林水産・清酒製造業: 0.95% / 建設業: 1.05%

事務・小売・卸売・飲食: 0.3% / その他の製造業: 0.6% / 建設(建築事業): 0.95%(製造業全体が同じ率ではなく、業種ごとに率が違います。上の料率表を参照)

合計保険料(事業主負担)
計算中...
雇用保険料(事業主負担)
—
労災保険料
—
エクセルで同じ結果を出す計算式:

※ エクセルでは料率を%形式(0.85%)ではなく小数(0.0085)で入力してください。この検算は年間の事業主負担の目安(四捨五入)で、年度更新の申告額(切り捨て)とは端数が異なります。

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このツールで扱わないこと

よくある質問

労働保険料計算のExcelファイルをダウンロードできますか?

結論:本ページ上部のダウンロードボタンから「労働保険料計算シミュレーター.xlsx」を無料・登録不要で入手できます。使い方シートのほか、雇用保険料・労災保険料の計算シートと、年度更新(前年確定・当年概算の差額と一般拠出金の計算)シートの2つの計算シートが数式入りで収録されています。

エクセルで雇用保険料を計算するセル式は?

結論:一般事業の場合、年間賃金総額がB1セルなら雇用保険料(事業主)は「=ROUND(B1*0.0085,0)」です。料率をセル参照にする場合は「=ROUND(B1*B2,0)」のように書きます。この ROUND は年間の費用の目安を出すための四捨五入で、年度更新で申告する保険料は賃金総額の1,000円未満と保険料の1円未満を切り捨てます。

エクセルで労災保険料を計算するセル式は?

結論:事務・小売・卸売・飲食業の場合は「=ROUND(B1*0.003,0)」です。業種ごとに料率を専用セルに入力して参照する方法が、毎年の更新に便利です。

エクセルの労働保険料計算シートで注意すべき点は?

結論:①保険料率は毎年度変わる可能性があるため最新料率を確認する、②退職金・出張旅費は賃金総額に含めない、③雇用保険の被保険者でない人の賃金がある場合は労災と雇用を区別して算定する、④年度更新の端数は賃金総額の1,000円未満と保険料の1円未満を切り捨てる、の4点が主な注意点です。

エクセルのテンプレートは厚生労働省から配布されている?

結論:厚生労働省は、年度更新の金額を計算するための「年度更新申告書計算支援ツール」(Excel形式)を公開しています。本ページの.xlsxは、計算ナビが作成した別の数式入りシミュレーターで、雇用保険料・労災保険料の年間の目安と、年度更新の差額・一般拠出金の概算を確認できます。Excelで利用できます(Googleスプレッドシートでの動作は確認していません)。

関連ツール

計算ナビ 編集部|最終更新: 2026年10月12日| 公式ソース: 厚生労働省「労災保険料率表」・ 厚生労働省「雇用保険料率について」
免責事項
本ページの計算式・計算結果は概算値です。実際の保険料は賃金の増減・加入・除外者の有無等により異なります。年度更新の申告・納付は所轄の労働局または社会保険労務士にご相談ください。