労働保険料 計算 エクセルテンプレート(無料)
数式入りのExcelファイル(.xlsx)を無料・登録不要でダウンロードできます。雇用保険料・労災保険料の計算と、年度更新(差額計算)の2シート構成です。
労働保険料計算シミュレーター.xlsx 無料・登録不要
Excelファイルをダウンロード(.xlsx)業種を選ぶと雇用保険料・労災保険料・合計・1人あたり月額目安が自動計算されます。年度更新の差額計算シートも収録。
ダウンロードできるExcelファイルの中身
上のボタンからダウンロードできる「労働保険料計算シミュレーター.xlsx」は、以下の3シートで構成されています。すべて数式入りで、黄色いセル(入力欄)に数値を入れると自動で再計算されます。
| シート名 | 内容 |
|---|---|
| 使い方 | 入力セル・出力セルの見方、計算根拠(厚生労働省の出典URL)、2026-09-04是正の経緯 |
| 労働保険料シミュレーター | 業種(プルダウン)と年間賃金総額・従業員数を入力すると、雇用保険料・労災保険料・合計・1人あたり月額目安を自動計算 |
| 年度更新差額シミュレーター | 前年度の確定保険料・申告済概算保険料との差額・当年度概算保険料・7月10日までの納付合計・延納可否を自動計算 |
コピペで使えるエクセル計算式
以下の計算式をエクセルに貼り付けて使用できます。セル番地は自社シートのレイアウトに合わせて変更してください。ダウンロード版の.xlsxには同様の数式がすでに入っています。
シートの基本レイアウト(例)
A列(ラベル) B列(値) A1: 年間賃金総額 B1: 30000000 ← 円で入力 A2: 雇用保険料率(事業主) B2: 0.0085 ← 一般の事業(令和8年度) A3: 雇用保険料率(労働者) B3: 0.0050 A4: 労災保険料率 B4: 0.003 ← 業種別に変更 A5: 雇用保険料(事業主) B5: =ROUND(B1*B2,0) A6: 雇用保険料(労働者) B6: =ROUND(B1*B3,0) A7: 労災保険料 B7: =ROUND(B1*B4,0) A8: 合計(事業主負担) B8: =B5+B7 A9: 1人あたり月額目安 B9: =ROUND(B8/従業員数セル/12,0)
雇用保険料の計算式(令和8年度)
' ---- 一般事業 ---- ' 事業主負担 =ROUND(年間賃金総額セル * 0.0085, 0) ' 労働者負担(給与から天引き) =ROUND(年間賃金総額セル * 0.005, 0) ' ---- 農林水産業・清酒製造業 ---- ' 事業主負担 =ROUND(年間賃金総額セル * 0.0095, 0) ' 労働者負担 =ROUND(年間賃金総額セル * 0.006, 0) ' ---- 建設業 ---- ' 事業主負担 =ROUND(年間賃金総額セル * 0.0105, 0) ' 労働者負担 =ROUND(年間賃金総額セル * 0.006, 0) ' ---- 汎用(料率をセル参照にする場合)---- =ROUND(B1 * B2, 0) ' B1=賃金総額, B2=料率セル
労災保険料の計算式(主要業種・代表値)
' 事務・金融・保険・小売・卸売・飲食業(0.3%) =ROUND(年間賃金総額セル * 0.003, 0) ' 製造業(0.6%) =ROUND(年間賃金総額セル * 0.006, 0) ' 建設業・建築工事(0.95%) =ROUND(年間賃金総額セル * 0.0095, 0) ' 運輸業・貨物運送(0.4%) =ROUND(年間賃金総額セル * 0.004, 0) ' 介護・福祉(0.8%) =ROUND(年間賃金総額セル * 0.008, 0) ' 汎用(料率をC列に入力して業種切り替え) =ROUND(B1 * C4, 0)
※ 建設業は工事内容により6/1,000〜34/1,000(0.6%〜3.4%)、運輸業は港湾荷役等で最大12/1,000(1.2%)まで幅があります。正確な料率は厚生労働省「労災保険料率表」でご確認ください。
年度更新(概算・確定の差額)の計算式
' シートの構成例(年度更新シート) A1: 前年度 申告済概算保険料 B1: 300000 ← 円で入力 A2: 前年度 年間賃金総額 B2: 30000000 ← 円で入力 A3: 前年度 雇用保険料率(事業主) B3: 0.0085 A4: 前年度 労災保険料率 B4: 0.003 A5: 前年度 確定保険料 B5: =ROUND(B2*B3,0)+ROUND(B2*B4,0) A6: 確定と概算の差額 B6: =B5-B1 ' 正 → 追加納付が必要 ' 負 → 超過分を当年度概算に充当 A8: 当年度 見込み賃金総額 B8: 30000000 A9: 当年度 雇用保険料率(事業主) B9: 0.0085 A10: 当年度 労災保険料率 B10: 0.003 A11: 当年度 概算保険料 B11: =ROUND(B8*B9,0)+ROUND(B8*B10,0) A13: 7月10日までの納付合計 B13: =MAX(B6,0)+MAX(B11-MAX(-B6,0),0) ' 差額がプラスなら追加納付、マイナスなら超過分を充当 A15: 延納(分割)可否 B15: =IF(B11>=400000,"可能(3回分割)","不可(40万円未満)")
シート作成のポイント
- 料率はセル参照にする:料率を直接数式に書かず、専用セルに入力してそこを参照すると、毎年度の料率改定時に1か所変更するだけで済みます
- ROUND関数を必ず使う:1円未満の端数は切り捨て(または四捨五入)が必要です。INT関数(切り捨て)を使う場合は「=INT(B1*B2)」でも対応できます
- 前年シートをコピーして新シートにする:タブを右クリック→「移動またはコピー」→「コピーを作成する」にチェックして年度名に変更すると、毎年の更新が数分で完了します
- 賃金総額の内訳を別シートで管理する:従業員別の賃金台帳シートでSUM集計した値を年度更新シートにリンクすると、賃金総額の入力ミスがなくなります
よくある計算ミスと対処法
| よくあるミス | 対処法 |
|---|---|
| 賃金総額に退職金を含めた | 退職金(一時金)は賃金総額から除外する |
| ROUND関数を省略して端数が残った | 必ず=ROUND(計算式, 0)で円未満を処理する |
| 前年の保険料率をそのまま使った | 厚生労働省の告示で最新料率を毎年確認する |
| 週20時間未満のパートを含めた | 雇用保険の適用除外者は賃金総額から除外する |
| 万円単位で入力して料率を掛けた | 料率を掛ける前に円に変換する(×10,000) |
エクセルで計算した結果と照合するのにお使いください。
一般事業: 0.85% / 農林水産・清酒製造業: 0.95% / 建設業: 1.05%
事務・小売・卸売・飲食: 0.3% / 製造: 0.6% / 建設(建築事業): 0.95%(その他は上の料率表を参照)
※ エクセルでは料率を%形式(0.85%)ではなく小数(0.0085)で入力してください。
よくある質問
労働保険料計算のExcelファイルをダウンロードできますか?
結論:本ページ上部のダウンロードボタンから「労働保険料計算シミュレーター.xlsx」を無料・登録不要で入手できます。雇用保険料・労災保険料の計算シートと、年度更新(前年確定・当年概算の差額計算)シートの2種類が数式入りで収録されています。
エクセルで雇用保険料を計算するセル式は?
結論:一般事業の場合、年間賃金総額がB1セルなら雇用保険料(事業主)は「=ROUND(B1*0.0085,0)」です。料率をセル参照にする場合は「=ROUND(B1*B2,0)」のように書きます。
エクセルで労災保険料を計算するセル式は?
結論:事務・小売・卸売・飲食業の場合は「=ROUND(B1*0.003,0)」です。業種ごとに料率を専用セルに入力して参照する方法が、毎年の更新に便利です。
エクセルの労働保険料計算シートで注意すべき点は?
結論:①保険料率は毎年度変わる可能性があるため最新料率を確認する、②退職金・出張旅費は賃金総額に含めない、③ROUND関数で円未満を処理する、の3点が主な注意点です。
エクセルのテンプレートは厚生労働省から配布されている?
結論:公式のエクセルテンプレートは一般配布されていません。本ページ上部のダウンロードボタンから、計算ナビが作成した数式入りの.xlsxを無料で入手できます。
関連ツール
本ページの計算式・計算結果は概算値です。実際の保険料は賃金の増減・加入・除外者の有無等により異なります。年度更新の申告・納付は所轄の労働局または社会保険労務士にご相談ください。
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