犬のカロリー計算ツール(RER・DER)
犬の体重・年齢・避妊去勢・活動レベルを入力するだけで基礎代謝量(RER)・日必要カロリー(DER)・フード推奨給与量を自動計算。
こんな方向け:愛犬の肥満・痩せすぎが気になる方、フードの適切な給与量を知りたい方、ダイエット・体重管理中の犬を飼っている方
- ✅ DER(1日必要カロリー)= RER × 活動係数で自動計算(NRC・AAFCO準拠)
- ✅ ライフステージ別係数:パピー2.0 / 成犬1.4〜1.8 / シニア1.2〜1.4
- ✅ おやつは1日DER 10%以内(AAFCO推奨)
- ✅ 減量プラン:DER×0.7〜0.8で月1〜2%体重減を目標
- ✅ BCS(ボディコンディションスコア)5段階・9段階併記で肥満度評価
- ✅ フード給与量:商品カロリー(kcal/100g)とDERから1日量を自動算出
犬の情報を入力
現在の実測体重を入力してください
フードの袋・公式サイトに記載の数値。入力すると推奨給与量(g)も計算します。0は未入力として処理。
計算結果
RERとDERの計算式
RER(Resting Energy Requirement:安静時エネルギー要求量)
RER = 70 × 体重(kg)^0.75(kcal/日)
犬が安静にしているだけで消費する基礎的なエネルギー量です。代謝体重(体重の0.75乗)を使うことで、小型犬から大型犬まで体格差を補正して計算します。この計算式はNRC(米国科学アカデミー栄養委員会)が2006年に定めた「Nutrient Requirements of Dogs and Cats」を根拠とし、AAFCOも同式を採用しています。
DER(Daily Energy Requirement:1日エネルギー要求量)
DER = RER × 活動係数(ライフステージ・避妊去勢・活動量)
NRC「Nutrient Requirements of Dogs and Cats(2006)」活動係数(MER係数)の目安
| 状況 | 活動係数 |
|---|---|
| 成長期(パピー) | 2.0 |
| 未去勢・未避妊(成犬) | 1.6 |
| 去勢・避妊済み(成犬) | 1.4 |
| シニア犬(7歳以上) | 1.2〜1.4 |
| 減量中 | 1.0(理想体重で計算) |
| 高活動(競技・作業犬) | 2.0〜8.0 |
出典:AAFCO(米国飼料検定官協会)栄養要求量ガイドライン・NRC「Nutrient Requirements of Dogs and Cats」2006年版。係数は犬の状態・品種・環境によって変動します。
AAFCO(米国飼料検査官協会)体重別 DERの目安(去勢済み成犬・維持)
| 体重 | RER(kcal/日) | DER(kcal/日)×1.4 | 代表犬種 |
|---|---|---|---|
| 2kg | 118kcal | 165kcal | チワワ |
| 5kg | 234kcal | 328kcal | トイプードル |
| 10kg | 394kcal | 551kcal | ビーグル |
| 20kg | 662kcal | 927kcal | 柴犬・スパニエル |
| 30kg | 895kcal | 1,253kcal | ゴールデン・ラブラドール |
| 50kg | 1,320kcal | 1,848kcal | グレートデン等 |
よくある質問
犬の1日に必要なカロリーはどう計算しますか?
結論:DER式(RER×活動係数)で算出します。RER(基礎代謝量)= 70 × 体重(kg)^0.75 kcal/日。例:体重5kgの成犬:RER = 70×5^0.75 ≈ 234kcal、DER = 234×1.4 ≈ 328kcal(去勢済み)→約350kcalが1日の目安です。この計算式はNRC(2006年)・AAFCOが標準として採用しています。
犬のフードの給与量はどうやって決めますか?
結論:DER(日必要カロリー)÷ フードのカロリー密度(kcal/g)で1日の推奨給与量(g)を算出します。おやつはDERの10%以内に抑え、残り90%をフードでカバーするのがAAFCO推奨です。製品パッケージの給与量目安も併せて参照してください。
環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」避妊・去勢した犬はカロリーを減らすべきですか?
結論:はい。活動係数を去勢前1.6から去勢後1.4へ約12.5%下げる必要があります。基礎代謝が下がり太りやすくなるため、同じフード量だと過剰摂取になります。獣医師の指示のもと給与量を見直しましょう。
犬の肥満・痩せすぎの見分け方は?(BCSとは)
結論:BCS(ボディコンディションスコア)で評価します。5段階評価ではBCS3が理想、BCS4〜5は肥満傾向、BCS1〜2は痩せすぎ。9段階評価ではBCS4〜5が理想、BCS7以上が肥満の目安とされます。肋骨を触って適度な圧力で確認できる状態が理想的とされます(出典:環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」・日本獣医師会)。
日本獣医師会シニア犬はカロリーを減らすべきですか?
結論:活動係数1.2〜1.4でカロリーを抑えるのが一般的です。7歳以上のシニア犬は活動量が減るためですが、筋肉量維持のためたんぱく質は減らしすぎず、必要に応じて獣医師にご相談ください。
ライフステージで必要カロリーは何倍違いますか?
結論:パピー2.0倍・成犬1.4〜1.8倍・シニア1.2〜1.4倍が目安です。成長期のパピーは骨格や筋肉の発達に大量のエネルギーが必要なためRERの2.0倍、成犬は去勢有無で1.4〜1.6倍、シニアは活動低下で1.2〜1.4倍となります(出典:NRC・AAFCO)。
おやつは1日何kcalまで与えてよいですか?
結論:DER(1日必要カロリー)の10%以内が上限の目安です。AAFCO(米国飼料検査官協会)はおやつ・補助食でDERの10%を超えると主食フードの栄養バランスが崩れるリスクを指摘しています。例:DER350kcalの場合おやつは35kcal/日まで。低カロリーおやつや野菜(与えてよい種類のみ)を上手に活用しましょう。
減量中の給餌量はどう調整しますか?
結論:DER×0.7〜0.8(70〜80%)に減らし、月1〜2%の体重減を目標にします。急激な減量は健康を害するため、現在の体重ではなく「理想体重」のRERに係数1.0を掛けた値を目安にし、2〜4週間ごとに体重を測って調整してください。獣医師の指導のもと進めるのが望ましいです。
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本ツールの計算値は一般的な目安です。犬の体重管理・疾患がある場合は必ず獣医師にご相談ください。フードの給与量は製品パッケージの指示も参照してください。