県民税の均等割はどこが高い?上乗せがある都道府県一覧
本サイトが実測した82市区の公式ページを都道府県単位に集約すると、 44都道府県のうち35都道府県で、 県民税均等割の標準額1,000円を超える独自の上乗せがありました。
県民税均等割が高い順。「実測した市」は本サイトが当該都道府県内で公式ページを確認した市区です(都道府県内の全市区を網羅するものではありません)。 スマートフォンでは表を左右にスクロールできます。
※ 「実測した市」が複数ある都道府県は、県内のどの市も同じ県民税均等割であることを確認済みです(食い違いがあれば掲載していません)。
※ 全82市区の内訳(市民税+県民税+森林環境税)と出典の全件一覧は
住民税 均等割 全国82市一覧に掲載しています。
結論:35/44都道府県で県民税に独自の上乗せがある
県民税均等割は「全国一律1,000円」と説明されがちですが、本サイトが実測した44都道府県のうち 35都道府県は標準額より高く、標準額のままなのは 沖縄県・香川県・埼玉県・新潟県・青森県・千葉県・東京都・福井県・北海道の9都道府県だけでした。 もっとも高いのは宮城県の2,200円で、標準額との差は1,200円です。
この上乗せは都道府県が地方税法に基づき条例で定める「超過課税」で、森林保全・水源環境保全などを目的とするものが多く見られます。 国が一律に決めているものではないため、住んでいる(または勤めている)都道府県によって金額が変わります。
| 順位 | 項目 | 値 |
|---|---|---|
| 1 | 宮城県 | 2,200円 |
| 2 | 茨城県 | 2,000円 |
| 2 | 岩手県 | 2,000円 |
| 2 | 岐阜県 | 2,000円 |
| 2 | 山形県 | 2,000円 |
| 2 | 福島県 | 2,000円 |
| 7 | 滋賀県 | 1,800円 |
| 7 | 秋田県 | 1,800円 |
上乗せの水準ごとの都道府県数
| 県民税均等割 | 標準との差 | 都道府県数 | 都道府県 |
|---|---|---|---|
| 2,200円 | +1,200円 | 1 | 宮城県 |
| 2,000円 | +1,000円 | 5 | 岐阜県・岩手県・山形県・福島県・茨城県 |
| 1,800円 | +800円 | 3 | 秋田県・滋賀県・兵庫県 |
| 1,700円 | +700円 | 3 | 群馬県・愛媛県・栃木県 |
| 1,600円 | +600円 | 1 | 京都府 |
| 1,500円 | +500円 | 19 | 高知県・長野県・愛知県・広島県・福岡県・岡山県・熊本県・富山県・石川県・山梨県・奈良県・和歌山県・鳥取県・島根県・山口県・長崎県・大分県・宮崎県・鹿児島県 |
| 1,400円 | +400円 | 1 | 静岡県 |
| 1,300円 | +300円 | 2 | 大阪府・神奈川県 |
| 1,000円 | ±0円(標準) | 9 | 福井県・北海道・東京都・埼玉県・千葉県・新潟県・青森県・香川県・沖縄県 |
上乗せがない9都道府県(標準額1,000円のまま)
本サイトが実測した範囲では、沖縄県・香川県・埼玉県・新潟県・青森県・千葉県・東京都・福井県・北海道の9都道府県は 県民税均等割の独自上乗せを確認できませんでした(標準額1,000円)。
上乗せの制度名について
都道府県ごとの上乗せには、森林保全や水源環境保全を目的とした独自の条例名が付けられていることがあります。 ただし本ページでは、44都道府県すべての制度名を裏取りできていないため、金額と差額のみを掲載し、 個別の制度名は記載していません(推測での補完は行いません)。
均等割の実額(市区町村分も含めた合計)は次のページへ
本ページで扱っているのは県民税均等割だけです。市区町村側にも独自の上乗せ・引き下げをしている市があり、 森林環境税(国税・全国一律1,000円)を加えた実際の負担額は市区によって異なります。 内訳を分解した全82市区の減免前の標準年額は 住民税 均等割 全国82市一覧で確認できます。
また、森林環境税そのものが自治体で変わると誤解されるケースも見られます。 森林環境税は全国一律であることを実測で確認した解説を こちらのページにまとめています。
関連する横断比較・計算ツール
本ページの県民税均等割は、本サイトが実測した各市区の公式ページを都道府県単位に集約した数値です。 同一都道府県内でも自治体によって表記・端数の扱いが異なる場合があります。 正確な金額は住民税決定通知書、またはお住まいの市区町村の税務担当窓口でご確認ください。
よくある質問
- 県民税の均等割はいくらですか?
- 結論:標準額は1,000円です。ただし本サイトが実測した44都道府県のうち35都道府県は条例による独自の上乗せがあり、もっとも高いのは宮城県の2,200円(標準より1,200円高い)です。
- なぜ都道府県によって県民税の金額が違うのですか?
- 結論:都道府県が地方税法に基づき、条例で個人県民税均等割に独自の上乗せ(超過課税)を行っているためです。森林保全や水源環境保全などを目的とするものが多く、上乗せの有無・金額は都道府県ごとに異なります。
- 県民税の上乗せが一番高い都道府県はどこですか?
- 結論:宮城県で2,200円です。標準額1,000円より1,200円高い水準です。
- 県民税の上乗せがない都道府県はどこですか?
- 結論:本サイトが実測した44都道府県のうち、沖縄県・香川県・埼玉県・新潟県・青森県・千葉県・東京都・福井県・北海道の9都道府県は標準額1,000円のままでした。
- 県民税の上乗せは森林環境税と同じものですか?
- 結論:別の制度です。森林環境税は国税で、本サイトが実測した82市区すべてで全国一律1,000円でした。一方、県民税均等割の上乗せは都道府県が独自に条例で定めるもので、金額は都道府県ごとに異なります。