熊本市 住民税 計算ツール(2026年度版)
熊本市(政令指定都市)の住民税を年収・扶養人数から即計算。県水とみどりの森づくり税500円を含む均等割4,500円と、市民税8%+県民税2%の内訳に対応。
※ 源泉徴収票の「支払金額」(額面年収)を入力
※ 上限内のふるさと納税額を入力すると控除後の住民税が計算されます
💡 ふるさと納税の上限額の目安:—(年収・扶養人数からの概算です。正確な金額は住民税決定通知書でご確認ください)
※ 熊本市の税率で計算(所得割10%・均等割4,500円+森林環境税1,000円)。実際の税額は個別状況により異なります。
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| 年収 | 住民税(概算) | 月割り | 内訳(所得割) |
|---|---|---|---|
| 110万円以下 | 0円 | 0円 | 非課税(令和8年度) |
| 200万円 | 約6.2万円 | 約5,200円 | 市民税約4.5万円/県民税約1.1万円 |
| 300万円 | 約11.7万円 | 約9,800円 | 市民税約8.9万円/県民税約2.2万円 |
| 400万円 | 約17.6万円 | 約14,700円 | 市民税約13.6万円/県民税約3.4万円 |
| 500万円 | 約24.1万円 | 約20,100円 | 市民税約18.8万円/県民税約4.7万円 |
| 600万円 | 約30.6万円 | 約25,500円 | 市民税約24.0万円/県民税約6.0万円 |
| 800万円 | 約45.0万円 | 約37,500円 | 市民税約35.6万円/県民税約8.9万円 |
| 1,000万円 | 約61.5万円 | 約51,300円 | 市民税約48.8万円/県民税約12.2万円 |
※ 社会保険料控除を年収から自動推定した概算です。上のツールで扶養人数を反映した金額を確認できます。
熊本市の住民税 税率と仕組み(政令指定都市の配分)
熊本市の住民税は「所得割」と「均等割」の2種類に、国税の「森林環境税」を加えた構成です。熊本市は政令指定都市のため、所得割の内訳が一般市(市民税6%+県民税4%)とは異なり市民税8%+県民税2%になります。
| 種別 | 税率・金額 | 内訳 |
|---|---|---|
| 所得割 | 課税所得 × 10% | 市民税8% + 県民税2% |
| 均等割 | 年4,500円(一律) | 市民税3,000円 + 県民税1,500円 |
| 森林環境税(国税) | 年1,000円 | 令和6年度〜・均等割と同時徴収 |
| 均等割系 合計 | 年5,500円 | + 所得割 |
出典:熊本市「市民税・県民税・森林環境税の算定について」(均等割・所得割の税率)(2026-08-31確認)
熊本市公式は均等割の根拠条文まで明記している
住民税の解説ページは「市民税3,000円・県民税1,500円」と金額だけを載せる自治体がほとんどですが、熊本市公式サイトは根拠条文まで併記しているのが特徴です。「市民税・県民税・森林環境税の算定について」のページには次のように書かれています。
| 区分 | 年額 | 熊本市公式が示す根拠 |
|---|---|---|
| 市民税 均等割 | 3,000円 | 法310条、市税条例24条 |
| 県民税 均等割 | 1,500円 | 法38条、県税条例31条、県水とみどりの森づくり税条例2条 |
| 森林環境税(国税) | 1,000円 | 森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律(令和6年度〜) |
| 合計 | 5,500円 | 均等割4,500円+森林環境税1,000円 |
ここでいう「法」は地方税法です。地方税法310条が市町村民税の均等割(標準3,000円)、38条が道府県民税の均等割(標準1,000円)を定めており、県民税の1,500円のうち標準を超える500円ぶんの根拠が「県水とみどりの森づくり税条例2条」である、という構造が条文名だけで読み取れます。金額の出所を1つずつ追える形で公表している自治体は多くありません。
なお熊本市公式は「※家屋敷課税・事業所課税においては、森林環境税を除いた市民税均等割・県民税均等割が課税されます」とも明記しています。市内に住所はないが事務所や家屋敷を持っている人は、均等割4,500円のみ(森林環境税1,000円は対象外)という意味です。
「水とみどりの森づくり税」500円と国税の森林環境税1,000円は別制度
熊本市の納税通知書には、名前の似た2つの税が並びます。混同しやすいので整理しておきます。
| 比較項目 | 水とみどりの森づくり税 | 森林環境税 |
|---|---|---|
| 課税主体 | 熊本県(県税) | 国(国税) |
| 年額 | 500円 | 1,000円 |
| 徴収の形 | 県民税均等割に含めて徴収(1,500円の内数) | 均等割と併せて別枠で徴収 |
| 対象 | 熊本県内に住所等がある人 | 国内に住所がある人(全国一律) |
| 家屋敷課税・事業所課税 | 課税される(県民税均等割の一部のため) | 課税されない(熊本市公式が明記) |
| 根拠 | 県水とみどりの森づくり税条例2条 | 森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律 |
「森林環境税が課税されない要件」と「均等割が課税されない要件」も別々に定められています。熊本市の均等割4,500円のうち500円は県の森林系目的税、これとは別に国税1,000円がかかる、という二重構造は令和6年度(2024年度)から始まったものです。
平成26年度〜令和5年度の復興財源加算からの切り替え
熊本市公式サイトは、平成26年度(2014年度)から令和5年度(2023年度)までの10年間、東日本大震災の復興に関して地方公共団体が実施する防災事業に充てるため、市民税均等割・県民税均等割にそれぞれ年額500円が加算されていたことも記載しています。当時の均等割は市民税3,500円・県民税2,000円=5,500円でした。
| 区分 | 平成26〜令和5年度 | 令和6年度以降(現在) |
|---|---|---|
| 市民税 均等割 | 3,500円 | 3,000円 |
| 県民税 均等割 | 2,000円 | 1,500円 |
| 森林環境税(国税) | — | 1,000円 |
| 徴収合計 | 5,500円 | 5,500円 |
徴収総額は5,500円のまま変わっていませんが、内訳が「地方税5,500円」から「地方税4,500円+国税1,000円」に入れ替わりました。納税者の負担額は同じでも、使途と配分先が変わっている点が実質的な違いです。
政令指定都市の「税源移譲」と、熊本市の保育料への影響
熊本市の市民税所得割が8%(一般市は6%)なのは、平成30年度(2018年度)に「県費負担教職員制度」の財源が道府県から政令指定都市へ移譲されたためです。市立小中学校等の教職員給与を市が負担することになった代わりに、市民税6%→8%・県民税4%→2%と配分が入れ替わりました。合計10%は変わらないため、納税者が納める総額は変わりません。
ただし、この税源移譲がそのまま影響してしまうと困る制度があります。保育料(利用者負担額)です。保育料は「市民税所得割額」の階層で決まるため、税率が6%から8%に上がると、所得が同じでも所得割額が1.33倍になり、政令指定都市の世帯だけ保育料の階層が上がってしまいます。
そこで全国の政令指定都市では、保育料の算定に用いる市民税所得割額は、税源移譲前の旧税率(6%)に換算した額を使うという特例が設けられています。実務上は「税額控除前所得割額 × 6/8」です。
上のツールが表示する市民税所得割(8%)= 136,400円
→ 保育料の判定に使う額(6%換算)= 136,400円 × 6 ÷ 8 = 102,300円
熊本市の保育料(利用者負担額)の階層表は市公式サイトの入所案内などPDFで公開されており、本サイトの保育料 計算ツールは現時点で熊本市の階層表に対応していません(HTMLの表として機械照合できる一次ソースを確認できた市区だけを実装する方針のため)。6%換算の考え方は全政令市で共通なので、上で計算した102,300円を熊本市公式の階層表に当てはめれば月額の目安が分かります。
熊本市の住民税 計算式の詳細
本ツールは、以下の順序で熊本市の住民税を計算しています。所得税とは基礎控除・給与所得控除の額が異なる点に注意してください。
- 給与所得=年収 − 給与所得控除(住民税ベースの公表テーブル)
- 課税所得=給与所得 − 社会保険料控除(年収から自動推定)− 基礎控除43万円(住民税) − 扶養控除等
- 所得割(調整控除前)=課税所得 × 10%
- 調整控除=人的控除額の差を調整する控除(地方税法314条の6)を差し引く
- 年間住民税=所得割 + 均等割4,500円 + 森林環境税1,000円
住民税の基礎控除は43万円で、所得税の基礎控除(令和7年分は最大95万円、令和8年分からは最大104万円)より低く設定されています。そのため住民税の課税所得は所得税より大きくなり、「所得税はゼロなのに住民税はかかる」というケースが生じます。
出典:総務省「個人住民税」/総務省「森林環境税及び森林環境譲与税」(いずれも2026-08-31確認)
熊本市の住民税 よくある質問
関連ツール・参考情報
- 住民税 計算ツール(全国共通)
- 保育料 計算ツール — 市民税所得割額から保育料の階層を判定できます
- ふるさと納税 上限計算ツール
- 所得税 計算ツール
参考公式ソース
本ツールは総務省・国税庁の標準計算式と熊本市公式サイトが公表する税率に基づく概算です。実際の住民税は各種控除(住宅ローン控除・寄附金控除等)により異なります。正確な税額は住民税決定通知書または熊本市にご確認ください。



