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FX月利複利計算(無料)

FXの月利を入力して月次証拠金推移を自動計算。月利1%/2%/3%プリセット対応。年利換算・単利比較・月次推移テーブルを表示します。

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FX月利複利計算はなぜ「月利×12」では年利にならないのか

FXの月利複利は、毎月の利益を証拠金に組み込んで再投資する計算です。そのため年利換算は(1+月利率)^12 − 1で求められ、単純な月利率×12より大きくなります。プリセット3種類で比較すると、月利が高いほど単利との差が急拡大します。

月利 単利換算年率(月利×12) 複利換算年率((1+月利)^12−1)
1%12.00%12.68%+0.68pt
2%24.00%26.82%+2.82pt
3%36.00%42.58%+6.58pt

※ この差は毎月の利益を欠かさず全額再投資できた場合の理論値です。出金・手数料・税金を考慮すると実際の差はこれより小さくなります。

FXの利益にかかる税金と3年間の損失繰越控除

本ツールの計算結果は税引前の金額です。国内FX(店頭FX・取引所FX)の差金決済による利益は「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)が課されます。給与所得などの累進課税とは別に計算されます。 国税庁 外国為替証拠金取引(FX)の課税関係

例えば元本100万円・月利2%・12ヶ月運用の場合、税引前の運用益は約26.82万円です。ここに20.315%の税金がかかると税額は約5.45万円、税引後の運用益は約21.37万円になり、税引後の最終証拠金は約121.37万円(税引前126.82万円より5.45万円少ない)という計算になります。

FXの損失は、同じ「先物取引に係る雑所得等」の利益と損益通算でき、通算しきれない損失は翌年以後3年間繰り越して控除できます(確定申告が必要)。例えば1年目に30万円の損失、2年目に50万円の利益が出た場合、繰越控除を使わないと2年目の税額は約10.16万円ですが、1年目の損失30万円を繰り越して課税対象を20万円に圧縮すると税額は約4.06万円になり、約6.10万円の節税になります。

レバレッジ・証拠金維持率・ロスカットが実効月利を左右する

個人の店頭FX取引では、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れて維持する必要があり、これはレバレッジに換算すると最大25倍という上限になります。 金融庁 外国為替証拠金取引

証拠金維持率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100%」で計算され、多くのFX会社ではこの比率が一定水準(業者により50〜100%程度)を下回るとロスカット(強制決済)が執行されます。レバレッジを高くするほど必要証拠金は少なくて済みますが、その分ロスカットまでの値幅は小さくなり、想定していた月利を達成する前にポジションが強制決済されるリスクが高まります。

また、スプレッド(売買価格差)とスワップポイント(通貨ペアの金利差調整額)も実効月利を削る要因です。例えば証拠金50万円・スプレッド0.3銭(0.003円)の業者で1万通貨を月20回売買すると、1回あたり10,000通貨×0.003円=30円のコストが発生し、月20回の合計は600円になります。証拠金50万円に対しては600円 ÷ 50万円 = 0.12%に相当し、月利目標からその分がコストとして実質的に差し引かれる計算です。マイナススワップの通貨ペアを長期保有する場合も、同様に毎日コストが積み上がります。

下落相場で複利が崩れる仕組み(ドローダウンの非対称性)

複利運用では、いったん下落した分を取り戻すために、下落率より大きな上昇率が必要になります。特にレバレッジをかけたFXでは値動きが増幅されるため、この非対称性の影響を受けやすくなります。

下落率 元の水準まで戻すために必要な上昇率
−10%+11.1%
−20%+25.0%
−50%+100.0%
−70%+233.3%

月ごとの利率がプラスとマイナスに振れる場合、平均(算術平均)がプラスでも実際の複利成長率(幾何平均)はそれより低くなります。例えば1ヶ月目+15%・2ヶ月目−15%(算術平均は0%)の場合、実際の証拠金は1.15 × 0.85 = 0.9775倍となり、−2.25%に目減りします。値幅が大きいレバレッジ運用ほど、このボラティリティ・ドラッグの影響は大きくなります。

FX月利複利でよくある誤解

レバレッジを上げれば月利も比例して上がるという誤解

レバレッジは損益を拡大する倍率であり、勝率や期待値そのものを高めるものではありません。レバレッジを上げるほどロスカットまでの値幅が小さくなり、同じ相場変動でも損失が出やすくなります。

スプレッド・スワップは無視できる小さなコストという誤解

上記の試算のとおり、取引回数が多いほどスプレッドコストは積み上がり、実効月利を確実に押し下げます。マイナススワップの通貨ペアを長期保有する場合も、日々のコストが累積します。

マイナススワップは一時的なものという誤解

通貨ペアの金利差が続く限り、マイナススワップは毎日発生し続けます。短期の値動きが小さくても、長期保有ほど累積コストが大きくなる点に注意が必要です。

よくある質問

FXで月利2%を継続するのは難しいですか?

月利2%(年利約26.8%)を安定して継続することは難しいとされています。プロトレーダーでも年間リターンが10〜20%程度の場合が多く、月利2%の安定達成には高い技術とリスク管理が必要です。

FX月利複利で100万円を1年運用するといくらになりますか?

月利2%の場合、元本100万円を12ヶ月複利運用すると 100 × (1.02)^12 ≒ 126.82万円になります。月利1%では約112.68万円、月利3%では約142.58万円です。

FXの月利複利と積立投信の複利はどう違いますか?

FXの月利複利は毎月の利益を証拠金に積み上げる手法です。積立投信の複利は分配金・値上がり益の再投資で行われます。FXは高リスク・高リターン、積立投信は長期での安定的な複利が期待できます。

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計算ナビ 編集部|最終更新: 2026年8月31日| 参考: 金融庁「外国為替証拠金取引(FX)」国税庁「先物取引に係る雑所得等」
免責事項
本ツールの計算結果は概算値です。FX取引は元本保証がなく損失が生じる可能性があります。投資は自己責任で行ってください。

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