dpi 計算(無料)|ピクセル⇔印刷サイズ変換
印刷したいサイズと dpi から必要なピクセル数を、手持ちのピクセル数から印刷できるサイズと実効 dpi を計算します。入力したサイズを複数の dpi でまとめて表示し、「足りるか」は丸める前の値で判定します。
0.01〜10,000mm の範囲。小数は mm なら第2位まで、cm・inch なら第3位までです。
0〜100mm(小数第2位まで)。幅・高さに塗り足しの2倍を足して計算します。
1〜9,600 の整数。
- 幅: 丸める前 2,480.31px → 2,481px
四捨五入だと 2,480px(実効 299.96dpi) - 高さ: 丸める前 3,507.87px → 3,508px
式: 必要px = 長さ(mm) ÷ 25.4 × dpi(25.4mm = 1インチ)。切り上げで整数にしています。
複数の dpi で比べる
| dpi | 幅(px) | 高さ(px) |
|---|---|---|
| 150dpi | 1,241px | 1,754px |
| 300dpi | 2,481px | 3,508px |
| 350dpi | 2,894px | 4,093px |
| 600dpi | 4,961px | 7,016px |
| 1,200dpi | 9,922px | 14,032px |
dpi・ピクセル数・長さの関係
1インチは25.4mm(2.54cm)で、これは NIST(米国国立標準技術研究所)Handbook 44 が「exactly(正確)」として載せている定義値です。このページは dpi を「1インチあたりのドット(px)数」として扱い、ppi と同じ数値で計算します。 そのため、ピクセル数は 長さ(mm) ÷ 25.4 × dpi で求まります。DevelopersIO の記事(アシスタントデザイナー nira・2023年7月7日)も、同じ式を「利用サイズ(mm) / 25.4 * 利用媒体の推奨解像度 = 適切な画像サイズ」と書いています。 NIST Handbook 44 (2026) Appendix C DevelopersIO の記事
必要ピクセル数は切り上げが既定
割り切れないとき、必要ピクセル数は整数にする必要があります。このページの既定は切り上げで、指定した dpi を下回らない値になります。例えば 210mm を 300dpi で出すと丸める前は 2,480.31px で、切り上げは 2,481px、四捨五入と切り捨ては 2,480px です。 切り上げと四捨五入で値が違うときは、四捨五入にした場合の実効 dpi(2,480px なら 299.96dpi)を並べて表示します。
手持ちの画像で足りるか(実効 dpi と判定)
ピクセル数と印刷サイズから、実効 dpi = px ÷ 長さ(mm) × 25.4 を出します。目標の dpi を入れると、足りるか不足かを判定し、不足なら必要なピクセル数とあと何 px かを示します。判定は丸める前の整数どうしの比較です。 2,480px・210mm は実効 299.96dpi で、300dpi に対して不足(あと 1px)になります。表示が目標と同じ値に丸まる場合(300.00dpi)でも、丸める前に下回っていれば「わずかに不足」と表示します。
目標 dpi のボタンの出どころ
ボタンの値は、次の2か所の記載です。ONLINE CREATE のご利用ガイドは「カラー印刷:350dpi モノクロ印刷:600~1200dpi」と書いています。DevelopersIO の記事(2023年7月7日)は「カラー画像(チラシなど一般的なカラー印刷の場合)350dpi以上」と書いています。 どちらも1社・1記事の記載で、印刷全般の基準を示すものではありません。入稿ガイドは更新されることがあるので、入稿先の最新の指定を確かめてください(確認日 2026年10月2日)。 ONLINE CREATE ご利用ガイド
塗り足しを入れた入稿サイズ
塗り足し欄に幅を入れると、幅・高さの両方に塗り足しの2倍を足した長さで計算します。ONLINE CREATE の入稿ガイドには「※塗足しが必要なデザインの場合は、仕上がりサイズより上下左右3mmずつ外側に伸ばして作成ください。」とあります。これはこの会社の規定の記載で、3mm が標準というわけではありません。 210×297mm に塗り足し 3mm を付けて 350dpi なら、2,977×4,176px(切り上げ)です。
A4 のサイズ
A4 のボタンは、特許法施行規則 様式第2〔備考〕1 の「用紙は、日本産業規格A列4番(横21cm、縦29.7cm)の大きさとし」に合わせた 210×297mm(縦)と 297×210mm(横)です。A4 以外の用紙は、寸法の一次情報を確かめられていないので、mm で入力してください。 e-Gov 法令検索 特許法施行規則
このページで扱わないこと
画面の画素密度(ppi)の計算、ファイルサイズの見積もり、画像の画質の良し悪しの判断は扱いません。比(16:9 など)の約分や、片方の辺からもう片方を求める計算はアスペクト比計算、インチとセンチの単独の換算はインチ・フィート⇔センチ変換を使ってください。
よくある質問
dpi とピクセル数と長さは、どんな式でつながりますか?
結論:長さ(mm) ÷ 25.4 × dpi = ピクセル数 です。1インチは 25.4mm(正確な定義値)で、dpi は 1インチあたりのドット(px)数として扱います。例えば 210mm を 300dpi で出すには、210 ÷ 25.4 × 300 = 2,480.31px が必要です。
必要なピクセル数は、切り上げと四捨五入のどちらで出すのですか?
結論:このページの既定は切り上げです。指定した dpi を下回らない値になるためです。2,480.31px の場合、切り上げは 2,481px、四捨五入は 2,480px です。切り上げのとき、四捨五入と値が違えば「四捨五入だと 2,480px(実効 299.96dpi)」と並べて表示します。四捨五入・切り捨てに切り替えることもできます。
表示が 300.00dpi なのに「不足」と出るのはなぜですか?
結論:足りるかどうかは、丸める前の値で比べているためです。118,110px で 幅の長さが 10,000mm のとき、実効 dpi は小数第2位に丸めると 300.00 ですが、丸める前は 300dpi をわずかに下回ります。必要なのは 118,111px で、あと 1px 足りません。
A4 サイズに必要なピクセル数はいくつですか?
結論:210×297mm(縦向き)を 350dpi で出すなら、2,894×4,093px です(切り上げ)。A4 の寸法は、特許法施行規則 様式第2〔備考〕1 が日本産業規格 A列4番を横21cm・縦29.7cm としているものです。ほかの用紙サイズは寸法の一次情報を確かめられていないので、mm で入力してください。
塗り足しがあるときの必要ピクセル数は?
結論:幅・高さの両方に、塗り足しの2倍(上下左右とも同じ幅)を足した長さで計算します。210×297mm に塗り足し 3mm を付けて 350dpi なら 2,977×4,176px です(切り上げ)。塗り足しの幅は入稿先ごとに決まっているので、入稿先のガイドで確かめてください。
dpi と ppi は同じ数値として計算していいですか?
このページは dpi を「1インチあたりのドット(px)数」として扱い、ppi と同じ数値で計算します。両者の使い分けの解説は載せていません。
関連ツール
本ツールは入力された数値をもとにした計算結果を表示するものです。印刷物の仕上がりは、入稿先の指定(dpi・塗り足し・色の扱いなど)や用紙・印刷方式によって変わります。入稿の前に、入稿先の最新のガイドを確かめてください。