老人ホーム 10年費用計算(総額・必要貯蓄)
施設タイプ・月額・年金額を入力して、10年間の総支払額・必要貯蓄額・年別残高推移を自動計算します。
こんな方向け:長期入居を想定して資金計画を立てたい方、10年・15年分の必要貯蓄額を知りたい方
計算結果
施設タイプ別 10年間の費用比較(参考値)
| 施設タイプ | 入居一時金 | 月額(目安) | 10年総額 |
|---|---|---|---|
| 特養 | 0円 | 10万円 | 約1,200万円 |
| 老健 | 0円 | 11万円 | 約1,320万円 |
| 介護付き有料(安め) | 100万円 | 18万円 | 約2,260万円 |
| 介護付き有料(高め) | 500万円 | 25万円 | 約3,500万円 |
※ 首都圏は上記の約1.3倍が目安。年金収入は含まず。
老人ホームに何年入居する?平均値の目安
- 特別養護老人ホーム:平均約3〜4年(要介護度が高く入居するため)
- 介護付き有料老人ホーム:平均約2〜3年
- 住宅型有料老人ホーム・サ高住:元気なうちに入居するため10年以上も多い
出典:厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査」(参考値)
入居一時金(前払金)の仕組み:初期償却・90日ルール・返還金
有料老人ホームの入居一時金(前払金)は、支払ったら戻ってこないお金ではありません。 厚生労働省「有料老人ホーム設置運営標準指導指針」と老人福祉法施行規則で、返還のルールが定められています。
- 内金は前払金の20%以内:残金は入居(引渡し)日前の合理的な期日以降に徴収することとされています
- 入居開始前に解約:既に受け取った金額の全額を返還
- 入居後3か月以内に解約・死亡:日割りの家賃等相当額を除き、残りを全額返還(老人福祉法施行規則21条1項1号。いわゆる「90日ルール」「短期解約特例」)
- 入居後3か月を超えて解約・死亡:前払金の算定根拠となった想定居住期間(終身にわたる居住が平均的な余命等を勘案して想定される期間)に応じ、経過日数分を日割りで償却し、残額を返還
出典:厚生労働省「有料老人ホーム設置運営標準指導指針について」、e-Gov法令検索「老人福祉法施行規則第21条(家賃等の前払金の返還方法)」(いずれも2026-08-31確認)。実際の償却期間・初期償却割合は施設ごとに異なるため、重要事項説明書で必ず確認してください。
月額費用の内訳
施設タイプによって内訳が異なります。
- 特養・老健など介護保険施設:介護サービス費の自己負担(原則1割、一定以上所得者は2〜3割)+居住費+食費+日常生活費
- 有料老人ホーム:家賃相当額+管理費+食費等のサービス費用(介護保険サービスを利用する場合は別途自己負担が発生)
出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「サービス利用者の費用負担等」
介護度が上がると費用はどう変わる?
要介護度が上がるほど、介護保険で利用できるサービスの上限額(区分支給限度基準額)も上がります。上限内であれば自己負担は原則1割(一定以上所得者は2〜3割)です。
| 要介護度 | 支給限度基準額(月額) |
|---|---|
| 要支援1 | 50,320円 |
| 要支援2 | 105,310円 |
| 要介護1 | 167,650円 |
| 要介護2 | 197,050円 |
| 要介護3 | 270,480円 |
| 要介護4 | 309,380円 |
| 要介護5 | 362,170円 |
※ 上表は居宅サービスの目安です。施設入居中は施設サービス費(要介護度別の1日単位の定額報酬)が別体系で適用され、要介護度が上がるほど段階的に高くなります。 出典: 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「居宅サービスの1ヶ月あたりの利用限度額」
自己負担には上限がある:高額介護サービス費
1か月の介護サービス自己負担(福祉用具購入費・食費・居住費等を除く)が上限を超えた分は、申請により払い戻されます。
| 所得区分 | 負担の上限額(月額) |
|---|---|
| 課税所得690万円以上の世帯 | 140,100円(世帯) |
| 課税所得380万〜690万円の世帯 | 93,000円(世帯) |
| 一般的な課税世帯 | 44,400円(世帯) |
| 住民税世帯非課税等 | 24,600円(世帯) |
| 生活保護受給者等 | 15,000円(個人) |
出典:e-Gov法令検索「介護保険法施行令第22条の2の2(高額介護サービス費)」、 厚生労働省 介護サービス情報公表システム「高額介護サービス費」 (いずれも2026-08-31確認)。上限額は世帯合算が基本で、申請しないと払い戻されません。
よくある質問
老人ホームに10年入居すると総額いくらかかりますか?
特養(月額10万円想定)で約1,200万円、介護付き有料老人ホーム(入居一時金100万円+月額20万円)で約2,500万円が目安です。地域・居室タイプにより変動します。
10年分の老人ホーム費用のために必要な貯蓄額は?
年金で月15万円受給の場合、月額20万円の施設では月5万円不足。10年では600万円+入居一時金が必要です。上のシミュレーターで正確な数値をご確認ください。
老人ホームに何年入居するのが平均ですか?
特別養護老人ホームは平均約3〜4年、介護付き有料老人ホームは平均約2〜3年とされています。ただし個人差が大きく、10年以上入居する方も珍しくありません。
老人ホームの費用は年々上がりますか?
介護保険の改定や施設の方針により変動します。入居前に費用改定の方針を施設に確認することをお勧めします。
関連ツール
本ツールの計算結果は目安です。実際の費用は施設・居室タイプ・要介護度・所得・地域等により異なります。入居前に必ず各施設・ケアマネジャーにご確認ください。

